干し板の足元に 小さなスミレ
簀(す)と桁(けた) で すけた
紙の糸 薄美濃紙2.6匁 3.0匁
和紙のみみ
こうぞを煮る
流し漉き リズムよく
横揺り 均一な紙が漉けるように願いながら
紙床(しと) 漉いた紙を積み重ねていく
紙干し板の影
みの紙工房F ミノガミコウボウ エフ
仕事人に選ばれる紙でありたい。
今持てる技術を最大限生かして、美しい美濃紙を漉きたい。