○プロフィール profile
兵庫県神戸市出身。
大学時代、京からかみ「唐長(からちょう)」での授業が
きっかけとなり、和紙を知ることとなりました。
手すき和紙の魅力にひかれ、岐阜県美濃市Gifu pref,Mino cityに移住し、
本美濃紙保存会初代会長 古田行三氏 Kozo Furuta、奥様のさよ子氏 Sayoko Furutaに師事。
古田さよ子氏 紙漉きの名手でした。私の目標です。Sayoko Furuta was the best paper-making specialist.
さらに、美濃紙(みのがみ)Mino paperの洗練された技術に感銘を受け、
ベテラン和紙職人さん達に囲まれながら、紙すき技術を覚えました。
長谷川和紙工房Hasegawa washi koboで、文化財修復の薄美濃紙usu-mino paperに携わりました。
ふるさとの兵庫県に戻り、杉原紙研究所に勤務。
隣接する壽岳文庫に眠っていた、和紙研究家 壽岳文章氏 Bunsho Jugakuの集めた昭和初期の和紙を
整理調査する機会に恵まれました。
手すき和紙をもっと身近に、と作り始めた
「和紙カレンダー」は、2021年版で27作目。
紙漉きに適さない梅雨から夏の仕事として、
切り絵、デザインを、私が行っています。
再び美濃へ移住。教わった美濃紙の技術を残し、伝えたい、と。
美濃の紙商、大滝氏の蔵書(和紙、紙関連3,500冊)を整理。
2019年4月、「みの紙工房F (ミノガミコウボウ エフ) Mino paper workshop F」として独立。
これまでの経験を活かし、
文化財修復conservationに使用される薄美濃紙usu-minoを中心に、国産原料で信頼される紙づくりを行い、
美濃紙の伝統を受け継ぐ役割を担いたい、と考えています。
日々、修行であります。
みの紙工房F きよこハウス 浦部喜代子
Mino paper workshop F Kiyoko Urabe
関連ブログ 「美濃の紙漉名人 古田さよ子さん逝く」
https://ameblo.jp/kiyokohouse/entry-11111989279.html
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