○プロフィール profile
兵庫県神戸市出身。
京都精華大学美術学部デザイン学科卒。
在学中に受けた、京からかみ「唐長(からちょう)」での授業が
和紙を知る印象的な出会いとなりました。
手すき和紙の魅力にひかれ、1993年岐阜県美濃市に移住し、
本美濃紙保存会初代会長 古田行三氏 、奥様のさよ子氏 に師事。
古田さよ子氏 紙漉きの名手でした。私の目標です。
美濃紙(みのがみ)の洗練された技術に感銘を受け、
ベテラン和紙職人さん達に囲まれながら、紙すき技術を覚えました。
長谷川和紙工房で、文化財修復の薄美濃紙に18年携わりました。
ふるさとの兵庫県に戻り、杉原紙研究所に勤務。
隣接する壽岳文庫に眠っていた、和紙研究家 壽岳文章氏の集めた昭和初期の和紙を
整理調査する機会に恵まれました。
手すき和紙をもっと身近に、と作り始めた
「和紙カレンダー」は、2021年版で27作。切り絵、デザインを行いました。
再び美濃へ移住。教わった美濃紙の技術を残し、伝えたい、と。
美濃の紙商、大滝國義氏の蔵書(和紙、紙関連3,500冊)を整理。
2019年、みの紙工房F (ミノガミコウボウ エフ) として独立。
これまでの経験を活かし、
文化財修復に使用される薄美濃紙を中心に、国産原料で信頼される紙づくりを行い、
美濃紙の伝統を受け継ぐ役割を担いたい、と考えています。
日々、修行であります。
みの紙工房F きよこハウス 浦部喜代子
Mino washi workshop F Kiyoko Urabe
関連ブログ
「紙漉きになって30年」
https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12783156956
「美濃の紙漉名人 古田さよ子さん逝く」
https://ameblo.jp/kiyokohouse/entry-11111989279.html
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