○こうぞ産地にて kozo farm
大子那須楮(だいごなすこうぞ)の産地、茨城県久慈郡大子町へ
美濃の仲間と行ってきました。
「刈り取り」から「表皮取り」まで、貴重な体験をさせていただきました。
2月 大子那須楮の株 高さ3mくらい
刈り取り 根元から刈る
切り口はこんなふう
楮を束ねて運び、一定の長さに切る
蒸す 蒸し終わって、釜から運び出すところ 冷めないうちに皆で一斉に皮をむく
手元拡大 蒸すと皮と芯が離れて きれいにむける
むいた皮を束ねたところ こちらは芯。 紙にはなりません。
表皮取り 包丁で黒皮を削る なかなか難しい めくっていく
専門家による完成品。大子那須楮 荷姿かっこいい
こうぞの中では繊維が細かく、艶のある紙が出来ます。
これまでは、この白皮の状態で送られてくるものしか知らず、
前段階の処理を体験してみることで、
どんなに手間がかかっているか知ることができました。
大子町の栽培農家の皆様、感謝でございます。