空気が乾燥し、美濃では好天が続いています。
今のうちに精一杯、漉き、干す。
こんな青空の日には、休憩のコーヒーも立って飲む、お昼ご飯もささっとすませ、
すぐに刷毛を持って紙を干し板に貼り、外へ並べる。
表側が乾いたら板を裏返し、裏側も乾いたら家の中に取り込む。
屋根の影が、板を覆うぎりぎりまで、せかせかと動いています。
濡れた紙はデリケート、一枚一枚紙のすみずみまで気を遣わなければなりません。
日が暮れて、干し上がった紙をみるとき、干せてよかったー、感謝感謝
何とも言えぬ充実感を味わいます。